フリーって、どうやって仕事とるの? 庄部の方法(上)

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「フリーってどうやって仕事とってるの?」

フリーライターとして独立してこの1年間、ときどき、友人からこんなことを聞かれました。僕は内心、「そんなのいくつかの方法に限られると思うけどなー」と思っていましたが、たぶん、聞いている人は「大枠はわかるけど、具体的にどうしているのかが疑問」なのかもしれませんね。

ってことで、1年間にやったことをざくっと紹介。

ちなみに僕が1年間で仕事をしたクライアントは出版社やウェブメディア、ホームページ制作会社など計8社・事業部で、1社の商社を除いてどれも医療をテーマにした会社です。

1年間の実績についてくわしくはこちらへ→「医師など214人に取材 フリーライター1年目の実績」

1、営業

こう書くと堅いですが、要は興味のある会社に電話やメールで問い合わせて、会う機会をもらい、会って話してお互いに良さそうであれば契約を結ぶ、というもの。

「営業」と聞いて尻込みする必要はありません。「気になる会社にふらっと電話したりメールしたりして、担当者とちょこっと話せれば儲けもの」。その程度のかるい気持ちでいいと思います。僕は1度、「間に合ってるから不要」とピシャリと断られたことがありましたが、まあ、そんなもんです。ヒットすればラッキーラッキー。

かるく、フリーランスとしてのネタ収集のつもりで


それに、2、3分の会話でもその人の名前や所属はわかりますし、セリフからその人のポジションや会社の状況なども類推できます。それらをもとに新たな手を打てる可能性はあります。断られたら断られたで、こうしてブログのネタにすればいい。「営業」よりも「フリーランスとしてのネタ収集」として捉えると動きやすいのではないでしょうか。

その意味でも、ブログをやるのはお勧めですね。いい精神安定剤になります。失敗した経験と打開策をブログで伝えることで、興味を持ってくれる人がいるかもしれませんから。フリーランスは何か一つ行動すれば何か一つネタが手に入るのでいいですね、そしてそれを文章化してネット上に流しとけば、「見える資産」になる。

営業先の会社については、ネット検索してライターを募集しているところを探してみましょう。僕は「医療 ライター 募集」などで情報収集しました。この方法はオーソドックスです。それとは違って、うまくいった印象深いケースをお伝えしますね。





Case1 「ライター足りてない…」を思い出し、メールしてみたら…

僕は新聞社を辞めた後、新聞社の前に勤めた会社の先輩から誘われ、ある医療会社に移りました。当時は転職活動をしていたので、日本にどんな医療の会社があるのかを調べていたわけです。その中のある企業の人が面接時に「ライターが足りてないんだよね」とぽつり。

で、独立後にそのことを思い出して、当時もらった名刺に書かれたアドレスにメールをしたところ…。

1週間…。(あ、スルーの展開やな、よし次はどこにどうアプローチしよっか)
2しゅうか、来たーー!!(レスが)

といった次第で、面談をして、契約に至りました。こちらの会社とは今月から仕事を始めるので、僕のクライアント数は9社・事業部目に。

自分の記憶をガサゴソと探れば、こんな“お宝”が出てくるかもしれません。

Case2 お礼を伝えたいと、縁のあった会社に電話してみたら…

僕は独立当時、クラウドソーシングサービスを介した仕事もしていました。でも、ほんと安いんですよね、報酬が。そうじゃない案件もあるみたいですが、僕はそこまで掘り下げることはせず、早々に直接取り引きの仕事のみに移行しました。

でも、一人だけ印象に残った人がいたんです。クラウドソーシングサービスって、お互いの身元が不明瞭なままやり取りすることが多いからか、こちらがシステム上のメールサービスを介して質問しても返信がなかったり、途中でぷつっとやり取りが途絶えてしまうこともありました。

でも、その人はレスが早くてしかも丁寧。気持ちよく仕事ができたので、クラウドソーシングサービスでの仕事を止めた後に、口頭でお礼を伝えたいなと思って電話をしました。やり取りしたメッセージ履歴の中に会社名が書かれていたんですね。

ところが、あいにくその方は「つい先日、退職した」とのことで。同じ部署の方が対応してくれました。「そうですか」と返した後、お互いの自己紹介をする中で、「ちょうど医師を取材するライターを探していたんですよ」と。で、直接取り引きにいたったわけ。正直、お礼を言いがてら「いい話ないかなあ」とは思っていましたが、ドンピシャッ!

…という感じです。

僕は過去に記者をしながら広告の営業をしていたこともあったのですが、フリーランスとして営業をする方がとてもラク。そして営業で大事なのは数を打つこと。自意識という障害を取っ払おう。世界はあなたに興味はありません(僕が大切にしている考え方)。このあたりのことはまたブログで書くとして、次回は営業以外の仕事のつくり方をお伝えしますね。


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